ドルステニア・ギガスはインド洋のイエメンのソコトラ県に属するソコトラ島の固有種。種も希少で高価なドルステニア・ギガス。ドルステニア属の王様と言われている塊根植物です。実生、種から育てました。
ドルステニア・ギガスの実生の様子は以下の記事でご紹介しています。
なんとか3/3で発芽してくれたので頑張って育てていきます。
成功も失敗も含め、どなたかの実生ドルステニア・ギガス育成の参考になれば幸いです。
実生ドルステニア・ギガスの成長・育成の状況をリアルタイムで更新しています
実生ドルステニア・ギガスの育て方
ドルステニア・ギガス基本情報
植物名 | ドルステニア・ギガス |
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学名 | Dorstenia gigas |
科目/属性 | バラ目クワ科 ドルステニア属 |
原産地 | イエメン ソコトラ島 |
日当たり | 日光大好き / 風通し大好き |
温度 | 最低10〜15℃以上 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | とても強い |
水やり | 水が乾いたらたっぷりあげる、冬は冬眠したら断水(だけどちょろっと水やりして根っこの保護したほうが良いかも) |
その他 | 発芽まで2週間以上かかる 成長は比較的ゆっくりだけど、ドルステニア属の中では早い方 葉っぱがゴツくてかっこいい 発芽したら意外と育てるのは簡単? |
実生ドルステニア・ギガスの育て方
光
直射日光が良いらしい。葉焼けしないのかな。照度的にはサンセベリアやガジュマルと同じく25,000luxが飽和照度ですかね。夏場のフル日光でも大丈夫なのかは不明です。私は室内温室のLED環境で8,000~20,000luxくらいの環境で育てます。
外で育てるのが推奨なのかなと。
用土
水はけのよい用土、赤玉土、鹿沼土、軽石あたりをミックスして使われているケースが多いと思います。さらに通気性をあげるためにパーライト、土壌環境を整えるのにくん炭や竹炭を混ぜる人もいるかな。
私はか〜るい培養土粒状、もしくは赤玉土、鹿沼土、軽石を等分に、パーライト10%くん炭少々で育てます。
ベラボンを混ぜてみて成長を促しても面白いかなと思います。
温度・湿度
室内温室で育てるときは温度は23~30度くらい、湿度は60~80%くらいをキープ。外の最低気温が15度を下回らなければ外栽培でも良さそうです。
水やり・風・お手入れ
室内温室で育てるのでサーキュレーター(扇風機)は24時間稼働。風はしっかりあてると生育に良いのもありますが根腐れリスクが下がると思います。
【3ヶ月ちょい】8/8 時点のドルステニア・ギガス
購入日 | 2024年5月1日 |
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購入場所 | メルカリ |
値段 | 約3,100円(送料込み) |
サイズ | -cm |
ドルステニア・ギガスの植え付け環境はこちら。
用土 | か〜るい培養土 90% + くん炭 少々 + 珪酸塩白土少々 |
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肥料など | マグァンプK 、オルトランDX、メネデール、ハイポネックス液体肥料 |
モスポール | まだなし |
植木鉢 | プレステラ75 |
置き場所 | 室内温室(湿度60〜90% / 温度25~30度 ※7月時点) |
その他 |
ドルステニア・ギガス君は発芽時の土、盆栽の土(赤玉中心の細粒?)で植えていたからか、葉が変色し成長が止まっていた気がしたので植え替えました。
根っこは生きていたので良かったです。
試験的にドルステニア・ギガス1株はベランダで栽培、その他は引き続き温室で育てていきます。
【約5ヶ月】10/6 ドルステニア・ギガス、パキポディウム・グラキリス、アデニウム・アラビカムのメンテナンス
ドルステニア・ギガス、パキポディウム・グラキリス、アデニウム・アラビカム’ブラックステム’のメンテナンスをしました。メンテナンスの様子はYouTubeで公開しています。
グラキリスは温室での生育が順調、アデニウム・アラビカムは少し不調、ギガスは順調と、塊根実生でも高湿度での生育に差がある気がしています。
ドルステニア・ギガスのベランダにおいていた子は根っこが抜けたこともあり生育がかなり悪いです。温室の子は一部葉の黄変がありますが順調に大きく育っている気がします。
ギガスはとりあえず順調なので継続して温室で育てていきます。ひとつ温室外で育てても良いけど。。。
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