フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータはアンスリウムに似た矢型の葉を持つ観葉植物で、かなり流通量が少ないフィロデンドロンで、バリエガータはその斑入りです。つる性の成長習性があり、メンテナンスの手間がかからず、手入れが簡単です。
バールマルクスというのは、たしかロバート・ブール・マルクス(Roberto Burle Marx)というドイツ系ブラジル人の造園家、環境デザイナーさんにちなんで名付けられたものだった気がして、いくつかBurle Marxがつく植物があります。
私オオトラも育てていますが、モンステラ・バールマルクスフレームもありますよね。読み方はバールマルクスではなく、ブールマルクスが正解っぽいな。。
成功も失敗も含め、どなたかのフィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータ育成の参考になれば幸いです。
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータの成長・育成の状況をリアルタイムで更新しています
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータの育て方
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータ基本情報
植物名 | フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータ |
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学名 | Philodendron Burle Marx Variegata |
科目/属性 | サトイモ科/フィロデンドロン属 |
原産地 | ブラジル |
日当たり | 半日陰 ? |
温度 | 最低10℃以上? |
耐寒性 | 弱め? |
耐暑性 | 強い |
日当たり | 日光好き |
水やり | 多湿好きなので葉水推奨、土の表面数センチが乾いたら水やりという普通パターン |
その他 | 水が大好き 斑入りなので強い直射日光の長い照射に注意(夏の午後の日差し) 蔓性なのでモスポールとの相性良し |
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータの育て方
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータは育てやすいらしく、肥料を普通に与えても斑が安定しているようです。
お水が好きらしいのでお水多めというか、お水は普通で温室で育てます。
蔓性なので葉が暴れないようにモスポールもしくは園芸支柱で固定するのが良さそう。
日光は熱の午後の直射日光をさければ良さげ、熱帯植物なので湿度は高いほうが良い。
ベラボン植えなのでベラボンの表面数センチが乾いたら水やり、ベラボンは保肥力が低そうというか、いつも水やり→液体肥料という流れだったのですが、液体肥料が流れ出てしまうらしいので、液体肥料で水やりを月1〜4回やれば良いかと思います。時期的なものかもしれませんが、ベラボン植えで根っこばかり成長してしまうときは液体肥料をあげると良いと思います。
乾いた状態に液体肥料をあげてからめちゃくちゃ成長するようになりました。
葉水は毎日あげていきます。
【0日目】4/11 購入時のフィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータ
購入日 | 2024年4月11日 |
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購入場所 | 春のオーキッド&ボタニカルフェア2024(オキボタ) in サンシャイン |
値段 | 1,500円 |
サイズ | 約20cm |
このフィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータが1,500円ってヤバすぎでしょ。笑
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータの斑は黄斑が多いですが、この子はグリーンがかった符が入っていてめちゃくちゃ綺麗。茎も太いし、茎にもしっかり斑がはいっています。
どんな状態なのかさっそく植え替え。
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータ君の根っこはこんな感じ。
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータ君の根っこのクセが強い。笑
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータ君はトップカットっぽいですが、根っこもいろんなところから生えてきているし綺麗なのでうまく育ってくれそう。ただモスポールを立てたいところに根っこというか茎が曲がっているので、邪魔ですね。。。
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータ君の植え替え後はこんな感じ。
用土 | ベラボンM、ゼオライト少々 |
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肥料など | マグァンプK 中粒、メネデール |
モスポール | 自作 / 水苔 |
植木鉢 | 透明 プレステラ90 深型 |
置き場所 | 仕事部屋(東向き) 室内温室 |
その他 | 毎朝葉水 |
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータ君もモスポールをたてました。めちゃくちゃ良い感じ。まだちょっと葉っぱが暴れているけど、のちのち調整していきます。
斑入りの観葉植物やアグラオネマ・ピクタム・トリカラーなどもそうですが、新しい葉っぱのサイズや色がどうなるのかめちゃくちゃ楽しみです。
【12日目】4/23フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータの葉っぱに異変が
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータの葉っぱに異変がでてきています。
これなんですかね。。ちょっと様子見かな。
なんかこのフィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータ君は変なところの芽も成長していそうで、どうなるのか想像がつかないです。。。汗
【半月】4/23フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータの成長が変だわ
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータの成長が変です。葉っぱは前回の異変以降、とくに変わっていないのですが、よくわからないところの新芽が伸びてきているような。。
生育不良を起こしているのかな。
根っこのクセも強かったし樹形も綺麗じゃないので、このまま成長するなら分割して育てようかと思います。
ただ、このフィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータ君の斑はめちゃくちゃ綺麗なんですよね。笑
【半月】5/2フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータの新芽が出まくり
同じオキボタ2024春、同じ店で購入したフィロデンドロン・フロリダゴースト君もそうですが、なんだかガンガン成長しています。どちらも共通していたのが株(根っこ)が変だったこと。
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータ君は新芽っぽいのが、全体的に成長してきちゃいました。笑
上の画像の矢印部分が全部新芽で動いているので、5箇所動いています。笑
気根がモスポールにうまく活着しているっぽいから栄養や水分を気根から補給できていることもありますが、純粋な成長に集中できていないのが気になりますね。
ちょっと落ち着いたら分割してみますかね。。。
【1ヶ月】5/11 フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータの新葉が2枚展開
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータの新葉が2枚展開しました!!
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータの新葉は脇芽っぽいところから2枚でて、一枚はフルムーンでした。
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータの新葉は最初薄い黄緑色ででてきて、そのあと斑がでてきていました。フルムーンも色が変わるかもしれません。
生育はかなり旺盛なのですが、モスポールの上部から根っこがでてきていたり、新芽がバラバラと出てきていたり、ちょっと変な感じなので、どこかで整理しないとです。
気根から根っこも出ていそうなので、株分けしたいですね。
樹形はかなり整ってきました♪
このフィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータ君の斑はマジで綺麗。トリカラーなのかマルチカラーなのかという感じで、カモフラっぽい模様が最高です♪
【1ヶ月】5/15 フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータの新葉が黄色に変化
フィロデンドロン・バールマルクス・バリエガータの成長はめちゃくちゃ楽しいですね!黄緑の葉っぱからクリームっぽい斑になり、そこからオーレアに変化、そしておそらくこの後にも変化して、緑部分は濃い緑になるんじゃないかと。
この子、めちゃくちゃ楽しいです!!
【3ヶ月半】9/24 わさわさになっているフィロデンドロン・バールマルクスのモスポール解体、植替え、鉢増し
順調?なのかめちゃくちゃ茂りまくっているフィロデンドロン・バールマルクス バリエガータのモスポール解体、植替え、鉢増しをしました。
このフィロデンドロン・バールマルクスはおそらく茎が分岐するのが当たり前なのか、他のバールマルクスを見ても同じような成長をしていたので、かなり珍しい成長をします。分岐した茎から新芽がどんどん生えてくるので、わさわさが止まりません。
モスポールがいらないような気がしたので解体しましたが、そのままモスポールで育てても良さそうな感じですね。
なんというか想像もできない斑、茎、成長の仕方が最高に楽しいですが、いまどこが成長しているのかわかりにくいのが欠点ですね笑
【約6ヶ月】10/19 ポトスたちのメンテナンス、ビルベルギア ‘ストロベリー ファッジ’の鉢上げ、 フィロデンドロン・バールマルクスの増殖株失敗の振り返り
ぼろぼろになったポトスたちのメンテナンス、水挿ししていたビルベルギア ‘ストロベリー ファッジ’の鉢上げ、 フィロデンドロン・バールマルクスの増殖株失敗の振り返りをしました。その様子はYouTubeで公開しました。
F.バールマルクスはたしか4株に株分けして2株はうまく成長、残りの2株が動きがないので処分しました。おそらく成長点が無かった気がします。
節に成長点があると考えていたのですが、節じゃなかったのか、節に成長点がないのか。
F.バールマルクスは茎が分岐しまくるので、分岐した茎をカットして増殖するのが一番良いかなと思います。
親株のほうはもりもり成長していてとんでもないことになってきています・・・
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