ビカクシダ・ライディーンはビーチー(ベイチー)とマウントルイス(P. Mt.Lewis)の交配種らしいです。マウントルイスはオーストラリア原産の原種だとかウィリンキーとビーチーの交配種とも言われているようです。そしてマウントルイスも育てるのが難しいという噂も。
ビーチーもマウントルイスも胞子葉が細いので、ビカクシダ・ライディーンも胞子葉が細く、切れ込みが入りそうですね。
失敗も成功も含めて、どなたかのビカクシダ・ライディーン の育て方の参考になれば幸いです。
ビカクシダ・ライディーン成長の状況をリアルタイムで更新しています
ビカクシダ・ライディーンの育て方
ビカクシダ・ライディーン基本情報
名前 | ビカクシダ・ライディーン (Platycerium Rydeen) |
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学名 | Platycerium Rydeen ? |
科目/属性 | ウラボシ科 / ビカクシダ属 |
原産地 | 交配種 |
温度 | 最低12℃以上? |
日当たり | 半日陰 |
水やり | 乾湿のメリハリをつける、葉水をまめに |
照度 | 500〜15,000lux |
耐乾性 | 弱い |
耐湿性 | 弱い? |
その他 | ベイチーは比較的ビカクシダの中でも簡単で、交配種なのである程度簡単と予想 |
※照度、耐乾性、耐湿性は農林水産省のWebからビカクシダの抜粋で、品種によるかと思います。
ビカクシダ・ライディーン の育て方
普通のビカクシダの育て方。乾湿をつけて水苔が完全に乾いてからバケツに浸けるかシャワーで水をあげる。日光は室内LED、距離数十センチ~1.5mくらいの範囲で育てます。
私は以前はバケツにドブ漬けしていましたが、いまはキッチンのシンクのシャワーで20秒くらい水苔と胞子葉を交互に濡らして水やりしています。
ビカ森さんから頂いたメモでは1日で乾くくらいの量の水をあげるのが良いとのことですが、3〜5日で乾くくらい水やりします。
肥料は他のビカクシダ同様に、水苔にマグァンプKを入れて、月1〜2回液体肥料を与えていきます。
【0日目】4/7 購入時のビカクシダ・ライディーン
購入日 | 2024年4月7日 |
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購入場所 | Yahoo!オークション |
値段 | 4,200円(3つで / 送料込) |
サイズ | 5cm前後 (横幅) |
ビカクシダのマダガスカリエンセ、ライディーン、ヒリー cv.ゲイシャの3つの苗のセットで購入しました。購入時はポットに培養土で植えられていました。
ビカクシダ・ライディーンは苗の段階から胞子葉が細くて長い。
3つとも水苔、ポット植えに変えて2週間ほど温室で管理して、その後板付けに変更しました。
板付に使用したもの
- 板(セリアの焼杉板)
- テグス(ダイソーで購入)
- ベラボンL (通気性確保のために中心に配置)
- 水苔
- 取っ手部分の針金(お好みで!)
【1ヶ月】5/4 ビカクシダ・ライディーンは順調に成長中
ビカクシダ・ライディーンの環境
用土 | 板付け/ 水苔 / ベラボンL(中心部に少々 / 通気性確保目的) |
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肥料など | マグァンプK 中粒、オルトランDX |
設置場所 | 室内温室 |
光 | 植物育成LEDライト |
風 | Dyson Purifier Humidify + Cool |
温度 | 20〜25℃(4月~5月) |
湿度 | 45〜60% |
その他 |
ビカクシダ・ライディーン君は1ヶ月経過、板付けして1週間ほどですが、胞子葉が展開してきていて、かなり順調に育ってくれています。なんだか胞子葉に産毛っぽいのがありますね。
まだ小さいので完全に乾く前に水やりをしています。
貯水葉はツルッとした感じで上部は細くて深い切れ込みが入るみたいなので、貯水葉が出てくるのも楽しみです!
【4ヶ月】ビカクシダ・ライディーン 貯水葉も順調!
ビカクシダ・ライディーン君を板付してから4ヶ月が経ちました!2ヶ月目(6月)までは室内管理をしていましたが、3ヶ月目(7月)からはお外で生活中です。
直射日光は避け、半日陰で管理をしています。強風の日は室内に取り込んでいます。
貯水葉も何枚も展開していて、胞子葉も元気です!
育成環境
推奨環境 | 実際の育成環境 | |
光(照度/照射時間) | 2000〜7000ルクス/10〜12時間 | 自然(外)管理、半日陰 |
温度 | 最低15℃、25〜26℃程度 | 7〜8月の平均気温(外):約30〜33℃ |
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