アロカシア ‘ロコ’ (Alocasia ‘Loco’) は、そのユニークで個性的な葉が特徴のアロカシアの園芸品種です。
主な特徴は以下の通りです。
- 独特な葉の形状: 葉の縁が波打ったり、縮れたりしているのが最大の特徴です。この「クシュクシュ」とした葉が、他のアロカシアにはない個性的な魅力となっています。葉の形は矢じり型やハート型で、厚みがあり、まるで折り紙のようにも見えます。
- 葉の色と模様: 葉は濃い緑色で、光沢があります。その中に、目立つ銀色の葉脈がコントラストを生み出し、視覚的な魅力があります。
- コンパクトなサイズ: 比較的新しい品種でありながら、一般的なアロカシアに比べてコンパクトに育つ傾向があり、室内での栽培に適しています。高さは30~50cm程度になります。
- 希少性: 流通量が少ない希少な品種とされています。
- ハイブリッド品種: アロカシア ‘ポリ―'(A.サンデリアナ x A. ロンギロバ ‘ワトソニアナ’)の突然変異によって生まれた、交配種です。
フロリダ州アポプカのデローズ・プランツ社がTPIE 2010でアロカシア「ロコ」を発表しましたが、当初は商業的に成功せず、2019年には市場からほぼ姿を消しました。2023年に組織培養され、市場に再導入されたとのことです。
アロカシア ‘ロコ’に興味があり、シロウト園芸コミュニティの趣味で組織培養をしている方から組織培養中?のロコをお譲りいただきました。
アロカシアには’ヴェノム’というただれたような希少種があり、そちらもかなり興味がありますが高いので、まずは同じく変異っぽいロコをお迎えしました。
成功も失敗も含め、どなたかのアロカシア ‘ロコ’ 育成の参考になれば幸いです。
アロカシア ‘ロコ’ の成長・育成の状況をリアルタイムで更新しています
購入(お迎え)情報
購入日 | 2025年6月12日 |
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購入場所 | シロウト園芸コミュニティの友人 |
値段 | ないしょ |
サイズ | 組織培養 |
目次(クリックで移動できます)
アロカシア ‘ロコ’ の特徴
特徴
- 独特な葉の形状: 葉の縁が波打ったり、縮れたりしているのが最大の特徴
- 葉の色と模様: 葉は濃い緑色で、光沢があります。
- コンパクトなサイズ: 高さは30~50cm程度
- アロカシア ‘ポリ―'(A.サンデリアナ x A. ロンギロバ ‘ワトソニアナ’)の突然変異
アロカシア ‘ロコ’ の基本情報・育て方
植物名 | アロカシア ‘ロコ’ |
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学名/英名 | Alocasia ‘LOCO’ |
科目/属性 | サトイモ科アロカシア属 |
原産地 | |
日当たり | 直射日光を避けた明るい場所 |
温度 | 適温は20~30度 |
耐寒性 | 12度以上を保ちたい |
耐暑性 | 暑すぎるのは苦手? |
照度 | 不明 5000~8000lx??もっと明るくても良さそうな気がします |
耐乾性 | 高湿度を好むので湿度60%以上欲しい |
耐湿性 | |
水やり | 温多湿を好むため、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。水切れに注意が必要ですが、根腐れを防ぐために、過湿にならないよう水はけの良い土を使用 |
その他 | アロカシアは肥料食い? あまり水をあげすぎると根腐れするので、乾いてからでも良さそう |
【0日目】2025/6/12 アロカシア ‘ロコ’ お迎え時



用土 | 培地 |
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肥料など | |
モスポール | なし |
植木鉢 | ビトロ |
アロカシア ‘ロコ’ の植え替えの様子は、YouTubeで公開しましたら改めてご紹介します。
組織培養中の苗を入手する機会がなかなかないので、ロコは組織培養中でお譲りいただきました。
組織培養中は成長が早く、根や地上部が成長する姿を見ることができる貴重な機会です。どのタイミングで順化するかも含めて、瓶(プラスチック)の中での成長を楽しみます!
【9日目】2025/6/21 アロカシア ‘ロコ’ ビトロ内での成長の様子

ロコの地上部は枯れてしまいましたが、太い根がでてきていて新芽も複数出そうになっています。お譲り頂いた方に現状を報告したら「培地を間違えたかな?」とのことでしたが、どうなるかは不明です。
これくらいでも順化して問題ないそうですが、もう少し様子をみてみます!
めちゃくちゃ楽しみです!
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