真冬から観葉植物にハマったことで、室内の観葉植物の育成環境について考えていました。温室があると温度管理もそうですが湿度を上げることができそうで、我が家には熱帯植物が多いのでめちゃくちゃ欲しかったんですよね。
室内温室で探してみると、
- ビニールカバーがついた安価な温室
- IKEAのファブリコールFABRIKÖRなどをDIYして温室化
- スチールラックをDIYして温室化
- ガラス製の効果な温室
という感じで、ビニールカバーのついた温室はちょっと・・・・だし、スチールラックをDIYするのも難易度が高そうだし見た目を綺麗につくれる自信がなく、高価なガラス製の温室を買うのもなぁ・・ということでIKEAのファブリコールなどのコレクションケースをDIYしようかと考えていたところ、
ガラス製の室内温室を貰ってしまいました。
奥さんの実家で10年間くらいただの棚として眠っていたらしく、欲しいと聞いたらOK。本当に優しい義父母です。少し不備はあったものの、最高の室内温室環境をGETしました。
ガラス製の室内温室が我が家にやってきた
全面ガラスのスライド引き戸で、高さ180cmくらいで横幅110cmくらい。気密性も悪くない。加湿なしで湿度70〜80%をキープしてくれます。
棚は網で光を透過、水はゴミも溜まらないし最高すぎます。
追加でやったこととして、
- 最上部にBRIM(ブリム) PANEL A 植物育成ライト LED パネルを設置
- Keynice USB扇風機を設置
- Switchbotの温湿度計を入れる
- ヒートマットを敷く(一部)
- 最下段にダイソーの猫よけマットを敷く
- セリアのエマージェンシーシートで背面を横の一部をカバーして保温と光効率アップ
- 下段にIKEAの照明の一部を設置
- コンセントに東芝漏電保護タップを設置して漏電防止
という感じだけで立派な室内温室ができました。
コンセントやケーブル類はジップロックにいれておきました
Switchbotの温湿度計は防水のものがあるらしいので、本当は防水のもののほうが良さそう。
温室に必要なのは、光と風と湿度。湿度は植物が出す湿度もあるので、足りなければ補おうと考えていましたが、なにもしなくても大丈夫でした。
光はBRIM(ブリム) PANEL A で最上段で数万〜数千lxはでるし中段でも数千lxは確保できます。下段の普通に売っている通常の昼光色のLEDライトでも直下だと1万lxくらいはでるので十分。
風はKeynice USB扇風機に首振り機能がついているので、植物の配置と扇風機の角度、強さを調整すれば1台で下段まで流れます。
IKEAのファブリコールとかになると棚がガラスっぽいので、光は透過できても風を通すのが難しい。格段に扇風機やサーキューレーター、PCファンを置くのも効率が良くないし。
下段のライトは今はとりいそぎ設置していますが、のちのちはオーム電機の連結できるLEDライトに変えようかと思っています。
いまのところ気になるデメリットは、
- エマージェンシーシートが風で揺れてチカチカする
- シンプルにまぶしいw
- 下段の風量が弱いのでなんとかしたい
- すでに土地問題(植物がいっぱい)が発生しているので、各段に照明を追加したい
という感じですかね。
室内温室を設置するときに考えておいたほうが良いこと
たまたま良い室内温室を手に入れましたが、とくに光、風、湿度の3つを考えておくと良いと思います。
IKEAのDIYでもスチールやステンレスのラックのDIYでも、それぞれメリットデメリットがあると思います。IKEAだとデザインは良いけど、改良すべき部分が多く、意外とコストがかかる。
スチールラックだとDIYする部分が多く、見た目を良くするのが難しい。
などなど。
室内温室のことは2ヶ月くらいずっと考えて、悩んでいたので、めちゃくちゃすっきりしました。
室内温室は最高です
ヒーターなしで部屋の温度+2~7℃、湿度+20~30度くらい。
我が家は加湿器フル稼働なので部屋の湿度40〜50%くらいですが、それでもモスポールの乾きとかが気になっていましたが、乾きがゆっくりになった気がします。
いまは実生や組織培養メリクロンの株もあるので、高温高湿度環境があるのはとても助かります。
とりあえず小さい室内温室をつくるのも良いですが、おそらくすぐに土地問題がやってくるので、大きめで考えたほうが良いかなと思います。
本当にオススメです!
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