モンステラ・ボルシギアナ・アルボとはモンステラの一種で、葉っぱに白色の斑が入る品種です。ボルシギアナは節間が短く幹がどっしりするデリシオーサとは違い、節間が長く這い気味で成長します。
白色の斑が入るモンステラはホワイトタイガーと言われますが、本来はモンステラ・ボルシギアナ・アルボで、その中でも斑が派手なものをホワイトタイガーって呼んでいたんじゃないかと思いますが、いまはなんでもかんでもホワイトタイガーになっている気がします。
またまたまたモンステラ・ボルシギアナ・アルボを購入してしまいました。。。汗
白斑のモンステラは何株目なんだ。。
それでも購入した理由は、このアルボ君は茎、葉の斑がかなり特徴的で、面白かったので。このまま成長してくれたら、めちゃくちゃユニークな子になると思います。
結果がどうなるかが楽しみです。今回もYouTube動画撮影したので近日中に公開します。
成功も失敗も含め、どなたかのモンステラ・ボルシギアナ・アルボの育成の参考になれば幸いです。
モンステラ・ボルシギアナ・アルボの成長・育成の状況をリアルタイムで更新しています
モンステラ・ボルシギアナ・アルボの育て方
モンステラ・ボルシギアナ・アルボ基本情報
植物名 | モンステラ・ボルシギアナ・アルボ |
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学名 | Monstera deliciosa var. borsigiana Albo |
科目/属性 | サトイモ科/モンステラ属 |
原産地 | 熱帯から亜熱帯など |
日当たり | 半日陰 ? |
温度 | 最低5~10℃以上? |
耐寒性 | 普通? |
耐暑性 | 強い? |
照度 | 500~10,000lux |
耐乾性 | 普通 |
耐湿性 | 強い |
水やり | 多湿好きなので葉水推奨、水切れにも強いので、土の表面数センチが乾いたら水やりという普通パターン |
その他 | 斑入りなので強い直射日光の長い照射に注意 モンステラ・ボルシギアナ系なので節間が長く、這い気味で成長する 黄色の斑は難しいという噂があるので気をつける |
モンステラ・ボルシギアナ・アルボの育て方
モンステラ・ボルシギアナ・アルボもモンステラなので、育てやすいと思います。ボルシギアナはモスポールや支柱なしで育てると、葉っぱが散らかる(暴れる)イメージです。
光
モンステラは耐陰性があるとはいえ、カーテン越しの光や半日陰が良いらしい。光が少ないと徒長するし斑が減りそう、光が強すぎると葉焼けします。私は室内温室のLED環境で2000~8000luxくらいの環境で育てます。
外で育てても育ちそうです。
用土
モンステラは通気性の良い用土が良いです。赤玉土や鹿沼土、軽石などの無機質土もしくは有機質でもココチップが良いらしいです。
私はアロイドMIXというオーストラリアのYouTuberさんの用土を参考に、ベラボン(ココチップ)+赤玉土+ひゅうが土(軽石)+鹿沼土+ パーライト+くん炭みたいな感じの用土で育てています。
用土についての詳細はこちらの記事で。
温度・湿度
室内温室で育てるので温度は23~30度くらい、湿度は80%くらいをキープ。
水やり・風・お手入れ
葉水は毎日あげます。
室内温室で育てるのでサーキュレーター(扇風機)は24時間稼働。
私は基本的にモンステラは大きくなってきたら(気根がでてきたら)モスポールに立てて育てます。
【0日目】5/28 購入時のモンステラ・ボルシギアナ・アルボ
購入日 | 2024年5月28日 |
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購入場所 | ヤフオク |
値段 | 3,700円(送料込み) |
サイズ | 約20cm? |
開封から植え替えまでは動画で撮影しました。YouTubeチャンネルで近日公開する予定です。→公開しました!
状態は正直良くなかったですが、安かったのと、それよりもこの斑が凄いなと。
普通のモンステラの斑は葉の中で分かれて入りますが、葉っぱの緑を完全に斑が覆っています。糊斑ってこういう状態なのかな。茎も同じく緑を白がコーティングしているようになっています。
モンステラは成長に応じて葉っぱが変わるので楽しい、斑入りモンステラは斑の入り方の変わるので楽しい、このアルボ君は”どう成長するのか”楽しみという感じです。こんなに成長が楽しみなモンステラも凄いなと。
モンステラ・ボルシギアナ・アルボ君の植え替え後はこんな感じ。
用土 | 水苔 |
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肥料など | マグァンプK 中粒、メネデール、ハイポネックス液体肥料、リキダス、オルトランDX |
モスポール | |
植木鉢 | プラステラ90 |
置き場所 | 室内温室 |
その他 | 毎朝葉水 |
あまり元気な状態じゃなさそうだったので悩みましたが、将来的なことを考えて2株を5株に分割しました。2株は茎伏せしました。
元気になってきたら、さらに分割してみたいですね。
しかし、この節が連続している部分はどうやってできたのか不思議です。もともと節間が長いボルジギアナなのに節間が短い、そして成長するにつれて細くなっていっている。
とにかく謎なモンステラで、めちゃくちゃ楽しいです。笑
【2週間】6/9 水差しにしていたモンステラ・ボルシギアナ・アルボが不調だったのでメンテナンス
変わった茎部分を水差しにしていたモンステラ・ボルシギアナ・アルボが不調だったのでメンテナンスしました。
アルボのメンテナンスの様子はYouTubeで公開しました。
変な感じのものは調子が悪いくなるものが多い気がします。。なんとか生えてくれればラッキーですが。。。
【1ヶ月】6/25 モンステラ・ボルシギアナ・アルボの新葉が展開したので水苔から用土に植替えました
モンステラ・ボルシギアナ・アルボの新葉が無事に展開したので水苔から用土に植替えました。植替えの様子、カットした株たちの様子はYouTubeで公開しました。
この後、カットした子たちは★になっちゃいました。
そして、このアルボのメイン株も幽霊全斑状態なので、今後どうなるのか。。乗り斑っぽい葉が出てくれれば最高なのですが。。。
【2ヶ月】7/25 水苔植えしていた小さい方のモンステラ・ボルシギアナ ‘アルボ’が少し成長?してきたので、用土に植替えました
水苔植えしていた小さい方のモンステラ・ボルシギアナ ‘アルボ’が少し成長?してきたので、用土に植替えました・
植替えの様子はYouTubeで公開しました。
植え替え後の環境はこちら。
用土 | ベラボン/赤玉土/鹿沼土/ひゅうが土/パーライト/くん炭/ケイ酸塩白土 |
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肥料など | メネデール/リキダス/ハイポネックス原液/住友液肥1号/マグァンプK |
モスポール | まだなし |
植木鉢 | プレステラ75 ? |
置き場所 | 室内温室(湿度60〜90% / 温度25~30度 ※9月時点) / |
その他 |
かすかに根っこは出てきてくれていましたが、このあと結局ダメでした。。。
この小さいほうのモンステラ・ボルシギアナ ‘アルボ’は光合成できる量が極端にすくないうえに、不安定なところからの根っこだったので、水苔で継続していたらうまくいったかもしれませんが、全く成長せずに終わりました。
増殖時はなるべく早く、新芽から気根を出すようにして、親株の茎からの依存を減らして、ある程度まで育ったら親株の茎をとってしまうほうが良い気がします。
そして古い茎はやはり腐りやすいので、とくに早めの対処が必要かなと思います。
成長が見たかったなぁ。。
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