モンステラ・デリシオーサは人気のサトイモ科のモンステラの一種で、モンステラのなかでもサイズが大きく節間が短く自立するような成長をします。
モンステラの変異株(ミューテーション / mutation)の2株目。。変異株とは通常のモンステラとは違う特徴を持っている個体で、実生(種から植えたもの)のものが多いです。その特徴が継続したり、子にうまく引き継がれたり、複数出現すると名前がついたり新しい品種として登録されたりするみたいですね。
今回お迎えしたシエラナ?は、シエラナかどうかは不明ですが、シエラナの特徴に似ています。シエラナフォームってやつですね。シエラナの特徴は耳がなく、葉の切れ込みが深い。ただ、今回の子は増殖でこれから芽が出るので特徴を引き継ぐかも不明です。
そもそも茎伏せの育成が下手くそなのでうまく育ってくれるかも不明です。笑
成功も失敗も含め、どなたかのモンステラ・デリシオーサ・シエラナ? 育成の参考になれば幸いです。
モンステラ・デリシオーサ・シエラナ? の成長・育成の状況をリアルタイムで更新しています
モンステラ・デリシオーサ・シエラナ?の育て方
モンステラ・デリシオーサ・シエラナ?基本情報
植物名 | モンステラ・デリシオーサ |
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学名 | Monstera Deliciosa |
科目/属性 | サトイモ科/モンステラ属 |
原産地 | 熱帯から亜熱帯など |
日当たり | 半日陰 ? |
温度 | 最低5~10℃以上? |
耐寒性 | 普通? |
耐暑性 | 強い? |
水やり | 多湿好きなので葉水推奨、水切れにも強いので、土の表面数センチが乾いたら水やりという普通パターン |
その他 | 強い直射日光の長い照射に注意 モンステラ・デリシオーサなので節間が短く、自立気味で成長する 変異株なので成長が遅いかも |
モンステラ・デリシオーサ の育て方
モンステラ・デリシオーサは育てやすいと思います。
私は室内温室で育てるので日光(LED)の調整をしていきます。
少し大きくなったら樹形を整えるため、成長を促すため、斑を綺麗に保つため、根腐れ対策としてモスポールに立てます。
日光は夏の午後の直射日光をさければ良さげ、熱帯植物なので湿度は高いほうが良い。
水苔植えなので水苔の表面数センチが乾いたら水やり、いまは半密閉ですが、半密閉を解除したら液体肥料を与えていきます。
葉水は毎日あげていきます。
光
モンステラは耐陰性があるとはいえ、カーテン越しの光や半日陰が良いらしい。光が少ないと徒長しそう、光が強すぎると葉焼けします。私は室内温室のLED環境で2000~8000luxくらいの環境で育てます。
外で育てても育ちそうです。
用土
モンステラは通気性の良い用土が良いです。赤玉土や鹿沼土、軽石などの無機質土もしくは有機質でもココチップが良いらしいです。
私はアロイドMIXというオーストラリアのYouTuberさんの用土を参考に、ベラボン(ココチップ)+赤玉土+ひゅうが土(軽石)+鹿沼土+ パーライト+くん炭みたいな感じの用土、または簡易版のベラボン50%+か〜るい培養土50%(+くん炭)で育てます。
用土についての詳細はこちらの記事で。
温度・湿度
室内温室で育てるので温度は23~30度くらい、湿度は80%くらいをキープ。湿度があるほうが良いですが常湿でも普通に育ちます。
水やり・風・お手入れ
葉水は毎日あげます。
室内温室で育てるのでサーキュレーター(扇風機)は24時間稼働。風はしっかりあてると生育に良いのもありますが根腐れリスクが下がると思います。
【0日目】7/9 購入時の【変異株】モンステラ・デリシオーサ・シエラナ? 細葉タイプ
購入日 | 2024年7月9日 |
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購入場所 | メルカリ |
値段 | 約1,700円(送料込み) |
サイズ | -cm |
モンステラ・デリシオーサ・シエラナ?の開封、植え替えはYouTube動画で撮影したので編集、公開したらご紹介します。➔公開しました!
水差しで増やしたであろう長い根っこがついていましたが気根部分が長くて使いにくそうだったし、傷んでいた部分もあり、水差しの根っこは腐る可能性が高いので(とくに水差し→移動→乾燥→土植え)、カットして再度発根管理します。
新芽が顔を出しているので、うまく新芽が成長してくれればだいぶ楽になるんだけど。。
植え付け環境はこちら。
用土 | 水苔 |
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肥料など | マグァンプK 、オルトランDX、メネデール、ハイポネックス液体肥料 |
モスポール | まだなし |
植木鉢 | プラステラ75 |
置き場所 | 室内温室(湿度80〜95% / 温度25~30度 ※7月時点) |
その他 |
うまく特徴を引き継いだ子が出て欲しい!!その前に腐りませんように。。。
【2週間ちょい】7/25 水苔植えしていたシエラナフォームの動きが全くないので、用土に植替えました
水苔植えしていたモンステラ・デリシオーサ ‘シエラナフォーム’の動きが全くないので、用土に植替えました。
植替えの様子はYouTubeで公開しました。
植え替え後の環境はこちら。
用土 | ベラボン/赤玉土/鹿沼土/ひゅうが土/パーライト/くん炭/ケイ酸塩白土 |
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肥料など | メネデール/リキダス/ハイポネックス原液/住友液肥1号/マグァンプK |
モスポール | まだなし |
植木鉢 | プレステラ75 ? |
置き場所 | 室内温室(湿度60〜90% / 温度25~30度 ※9月時点) / |
その他 |
植え付け時に根っこをカットしたシエラナフォームは2週間経っても全く動いていなかったので用土植えに変更、発根は水苔が得意だと思いますが、反応がないなら変更しても良いかなと考えて、変更しました。
気根が古いと発根しにくいのか、環境がよくなかったのかはわかりません。
とにかく新芽がでて、新芽から気根がでてくれれば安定するので、そこまでは成長して欲しい。
シエラナフォームような変異株系は失うと二度と手に入れられない可能性があるので、なんとか成長して欲しいです。
【2ヶ月】9/7 シエラナフォームが茎伏せに成功し、無事に発芽、葉っぱが展開したので植替えしました!
モンステラ・デリシオーサ ‘シエラナフォーム’は用土植えに変えたのが良かったのか2ヶ月で発芽、葉っぱが展開してくれました。
シエラナとして購入した株と比較すると、葉っぱの質感が違うので、シエラナっぽい形をしたデリシオーサだと思います。
ホントにシエラナぽく育ってくれるのか、普通のデリシオーサみたいに育っちゃうのかは謎なので、楽しみです。
ほぼ根なし、葉なしのモンステラの茎伏せで2ヶ月で葉が展開したのは、株が元気だったからかもしれないし、室内温室環境が良かったのかもしれません。室内温室は湿度80%くらい、温度は26~33度くらい、LEDライト近くという環境でした。
そしてモンステラの根っこは乾燥にも強いので、用土は乾かし気味で管理し根腐れを避けるのが良いかなと思います。
変異系のモンステラが茎伏せなどでどれくらい継承するのかも知りたいので、今後の成長が楽しみです!
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