ラフィドフォラは、テトラスペルマ(ヒメモンステラ)が有名ですが、今回お迎えしたラフィドフォラ sp.はラフィドフォラではありながら種類がよくわからず、よりモンステラに近い葉の形が特徴です。モンステラのスケルトンやシエラナに少し似た葉が魅力的です。海外で少しだけ流通しているFlame(フレイム/炎)という名称の株に似ているのでFlame?として管理していきます。
ちなみにsp.とは種類が不明のときに使われます。ラフィドフォラ sp.とはラフィドフォラ属だけど種類が不明という意味になります。
Flameだった場合、以下に命名者さんの情報を抜粋して翻訳して記載しておきます。
起源:この植物は東南アジア、主にタイが原産です。
名前の由来は?:これは分類されていない新しいラフィドフォラ(rhapphidophora)種です。したがって、rhapphidophora sp.「Flame」という名前は、植物の形が炎のように見えることから私が思いついた名前です。これは学名ではありません。そのため、引用符で囲んでいます。
– これは rhaphidophora terrespera (ヒメモンステラ)または rhaphidophora retussa (注:ペルツーサの間違い?)の成熟した形ですか? いいえ、違います。
– これは monstera 種ですか? いいえ、違います。
– この植物の手入れは何ですか? この植物は手入れが簡単です。rhaphidophora terrespera または monstera deliciosa と同じ手入れをしてください。
– どのくらいの速さで成長しますか? いったん家の環境に適応すると、かなり速く成長します。通常、1 か月に 1 枚の葉です。
– この植物の湿度レベルはどのくらいですか? 湿度に耐性があるため、45%まで下げることができます。ただし、低湿度に順応する間に、苦痛の兆候が現れることがあります。
一時期少し流通して購入を検討したのですが、すぐに流通するだろうと考えて購入せず、それから流通が増えなかったため、探してお迎えしました。
同じラフィドフォラのヒメモンステラはとても育てやすく、斑入りでもないので育成は簡単かなと考えています。
とにかく流通が少ないのでどういう成長をするかは不明ですが、成功も失敗も含め、どなたかのラフィドフォラ sp. ‘Flame?’育成の参考になれば幸いです。
ラフィドフォラ sp. ‘Flame?’の成長・育成の状況をリアルタイムで更新しています
ラフィドフォラ sp. ‘Flame?’の育て方
ラフィドフォラ sp. ‘Flame?’基本情報
植物名 | ラフィドフォラ sp. ‘フレイム’ |
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学名/英名 | Rhaphidophora sp. ‘Flame’ |
科目/属性 | サトイモ科/ラフィドフォラ属 |
原産地 | 熱帯から亜熱帯など / タイ? |
日当たり | 半日陰 ? |
温度 | 最低5~10℃以上? |
耐寒性 | 普通? |
耐暑性 | 強い? |
照度 | 500~10,000lux (たぶん) |
耐乾性 | 普通(たぶん) |
耐湿性 | 強い(たぶん) |
水やり | 水切れにも強いので、土の表面数センチが乾いたら水やりという普通パターン |
その他 | ヒメモンステラと同じ育て方で良いとのことなので、育成はかなり楽かなと思っています |
ラフィドフォラ sp. ‘Flame?’ の育て方
光
ラフィドフォラは耐陰性があるとはいえ、カーテン越しの光や半日陰が良いらしい。東向きであれば直射日光でもOKだと思います。光が少ないと徒長し、光が強すぎると葉焼けします。
外で育てても育ちそうです。
用土
ラフィドフォラは通気性の良い用土が良いです。赤玉土や鹿沼土、軽石などの無機質土もしくは有機質でもココチップが良いと想います。
私はアロイドMIXというオーストラリアのYouTuberさんの用土を参考に、ベラボン(ココチップ)+赤玉土+ひゅうが土(軽石)+鹿沼土+ パーライト+くん炭みたいな感じの用土、または簡易版のベラボン50%+か〜るい培養土50%(+くん炭)で育てます。
用土についての詳細はこちらの記事で。
温度・湿度
室内温室で育てるので温度は20~30度くらい、湿度は60~80%くらいをキープ。湿度があるほうが良いですが常湿でも普通に育ちます。
水やり・風・お手入れ
室内温室で育てるのでサーキュレーター(扇風機)は24時間稼働。風はしっかりあてると生育に良いのもありますが根腐れリスクが下がると思います。
【0日目】12/24 購入時のラフィドフォラ sp. ‘Flame?’
購入日 | 2024年12月24日 |
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購入場所 | オンライン |
値段 | 約5,500円(送料込) |
サイズ | 30cm |
ラフィドフォラ sp. ‘Flame?’の開封、植え替えはYouTube動画で撮影したので編集、公開したらご紹介します。
植え付け環境はこちら。
用土 | ベラボン,赤玉,鹿沼,ひゅうが土,パーライト,くん炭 |
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肥料など | メネデール/リキダス/ハイポネックス原液/住友液肥1号/マグァンプK |
モスポール | 下敷きモスポール×水苔 |
植木鉢 | 3.5号透明ロングスリット鉢 |
置き場所 | 室内(湿度50〜70% / 温度20~40度 ※12月時点) / |
その他 |
ラフィドフォラ sp. ‘Flame?’はとても丁寧な梱包で届きました。そしてなんと二株入っていました!!!ラフィドフォラ sp. ‘Flame?’は想像よりも大きなサイズで茎も太く、葉もめちゃめちゃ格好良いです♪
実物はやはりラフィドフォラ sp. ‘Flame’に似ていると思います。あきらかにヒメモンステラ(テトラスペルマ)とは違い、他のsp. ナオウやペルツーサとも違い、葉の切れ込みが広く葉がシャープでそこまで大きくないサイズでも開窓が空いています。
シエラナっぽい葉があったり、かなり葉の形が面白い。
めちゃめちゃ高価な植物ということではないですが、かなり希少だし大切に育てたいです。
とりあえずモスポールに立てましたが、どうなるかは不明。風をあててもっと切れ込みが入らないから試していきます。
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