アロカシア・スカルプラム(サマールランス)は、矢じり型で美しい葉脈が浮き出ていて濃い緑色の葉が特徴のアロカアシアです。小型の品種らしく、葉のサイズは長さ 15~25 cm、幅 2~5 cmと言われていますが、もっと大きくなりそうな・・・。
同じアロカアシアのシヌアータと似ていますが、シヌアータは葉が丸みを帯びるようです。
シノニムとしてアロカシア ‘サマール’、アロカシア ‘サマール ランス’、アロカシア ‘サマール プリンス’というのがあるそうです。サマールランス=サマール島の槍って意味ですかね。スカルプラム(scalprum)はラテン語で削ったり、皮をむいたり、切り取ったりするのに使用されるナイフのような道具を意味するようです。
海外wikipediaではスカルプラムの学名がサマールランスを記載されていましたが、他の媒体では学名もスカルプラム(scalprum)と記載されていることが多かったです。
友人からお譲りいただき、お迎えしました。
成功も失敗も含め、どなたかのアロカシア・スカルプラム(サマールランス) 育成の参考になれば幸いです。
アロカシア・スカルプラムの成長・育成の状況をリアルタイムで更新しています
アロカシア・スカルプラムの育て方
アロカシア・スカルプラム基本情報
植物名 | アロカシア・スカルプラム |
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学名 | Alocasia scalprum |
科目/属性 | サトイモ科/アロカシア属 |
原産地 | フィリピンサマール島 |
日当たり | 半日陰 |
温度 | 10~30℃ 最低7℃以上? |
耐寒性 | 普通? |
耐暑性 | 強い? |
照度 | 1,000~10,000lux ※農水省データ |
耐乾性 | 弱い |
耐湿性 | |
水やり | 多湿好き、土の表面数センチが乾いたら水やり |
その他 | 自生地の湿度は60~70% |
アロカシア・スカルプラム の育て方
光
アロカシア・スカルプラムは直射日光を避けて明るい光や半日陰が良いらしい。東向きであれば直射日光でもOKだと思いますし、私はガラス越しの直射日光に当てる予定。光が強すぎると葉焼けします。私は室内温室のLED環境で2000~8000luxくらいの環境で育てます。
外で育てても育ちそうです。
用土
アロカシア・スカルプラムは通気性の良い用土が良いです。赤玉土や鹿沼土、軽石などの無機質土もしくは有機質でもココチップが良いらしいです。
私は基本的にアロイドMIXというオーストラリアのYouTuberさんの用土を参考に、ベラボン(ココチップ)+赤玉土+ひゅうが土(軽石)+鹿沼土+ パーライト+くん炭みたいな感じの用土、または簡易版のベラボン50%+か〜るい培養土50%(+くん炭)で育てますが、今回はお譲りいただいたままのねこチップ(ココチップ×軽石)のまま育てます。
用土についての詳細はこちらの記事で。
温度・湿度
室内温室で育てるので温度は23~30度くらい、湿度は60~80%くらいをキープ。湿度があるほうが良いですが常湿でも普通に育ちます。
水やり・風・お手入れ
室内温室で育てるのでサーキュレーター(扇風機)は24時間稼働。風はしっかりあてると生育に良いのもありますが根腐れリスクが下がると思います。
【0日目】1/12 お迎え時のアロカシア・スカルプラム
購入日 | 2025年1月12日 |
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購入場所 | お譲り |
値段 | 0円(送料込) |
サイズ | 10cm |
アロカシア・スカルプラムの植え替えはYouTube動画で撮影したので編集、公開したらご紹介します。
植え付け環境はこちら。
用土 | ベラボン,赤玉,鹿沼,ひゅうが土,パーライト,くん炭 |
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肥料など | メネデール/リキダス/ハイポネックス原液/住友液肥1号/マグァンプK |
モスポール | なし |
植木鉢 | プレステラ90 |
置き場所 | 室内温室(湿度60〜90% / 温度20~25度 ※1月時点) / |
その他 |
アロカシア・スカルプラムは2株入っていたので、1株だれかにお譲りできるように別々に植えました。根っこも十分、綺麗な根っこが生えていました。
おそらく芋増殖の1枚目の葉っぱでしょうが、どちらもスカルプラムの葉の特徴がでています。アロカアシアの芋増殖はやったことがないですが、芋の大きさによって新芽、新葉のサイズが変わるかもしれませんね。
スカルプラムは葉裏も綺麗で、赤っぽい、ピンクっぽい葉の裏がめちゃくちゃ綺麗です。アロカシアは5株目かな。ゼブリナレティキュラータがとんでもなく大きくなったので、スカルプラムは小型らしいので一安心。
成長がめちゃくちゃ楽しみです!
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