以前、組織培養株のモンステラ・バールマルクスフレームを入手して、いま順調に育ってくれています。ただモンステラ・バールマルクスフレームは組織培養後に順化済みという状態で入手し、育てています。
それで調子にのってしまい、今回のフィロデンドロン・フロリダ・ビューティー・バリエガータは組織培養中(メリクロン / tissue culture)のものを入手してしまいました。観葉植物の組織培養株を育てるためには順化という組織培養環境(無菌で専用の培地で育っている)から通常の環境に適用させる作業が発生するらしい。
まぁなんとかなるでしょ。笑
組織培養株の順化作業は別記事で詳しくご紹介します。
同じくアロイド(Aroid / サトイモ科)のフィロデンドロンの中でもフロリダ(ヤッコカズラ)、斑入り(ビューティー / バリエガータ)を育てていきます。
ビューティーもバリエガータも斑入りって意味な気がするけど。。
フィロデンドロン・フロリダ(ヤッコカズラ)は葉っぱが星型になる植物で蔓性(半蔓性?)っぽい。フロリダ・ビューティーは黄斑が入るものが多い気がして、めちゃくちゃカッコイイ。モンステラのイエローモンスターも黄斑が入りますが、モンステラが多くなりすぎてきているのと、めちゃくちゃ高いので諦めました。笑
黄斑が入るのを楽しみに育てます。
失敗も成功も含めて、どなたかのフィロデンドロン・フロリダ・ビューティー・バリエガータの育て方の参考になれば幸いです。
フィロデンドロン・フロリダ・ビューティー・バリエガータ成長の状況をリアルタイムで更新しています
フィロデンドロン・フロリダ・ビューティー・バリエガータの育て方
フィロデンドロン・フロリダ・ビューティー・バリエガータ基本情報
植物名 | フィロデンドロン・フロリダビューティー・バリエガータ(ヤッコカズラ斑入り) |
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学名 | Philodendron pedatum |
科目/属性 | サトイモ科/フィロデンドロン属 |
原産地 | ブラジル北部、ギアナ、ベネズエラ (アメリカ熱帯雨林気候区)など |
日当たり | 半日陰 (斑入りなので強い直射日光に気をつける) |
温度 | 最低5℃以上 / 30℃未満くらい |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 強い |
水やり | 普通(多湿好き) |
フィロデンドロン・フロリダ・ビューティー・バリエガータの育て方
フィロデンドロン・フロリダ・ビューティー・バリエガータは蔓性、もしくは半蔓性っぽいのでモスポールや支柱を立てると大きな葉がそだってくれそう。斑入りなので強い直射日光には気をつける。
フィロデンドロン・フロリダ・ビューティー・バリエガータはアロイド系(Aroid / サトイモ科)なので基本は湿気大好き。成長すれば葉っぱも厚そうなので乾燥にも強そうかな。
まだ寒いので順化が終わったらヒートマット✕高湿度環境で育ててみます。
【0日目】3/28 購入時のフィロデンドロン・フロリダビューティー・バリエガータ
購入日 | 2024年3月28日 |
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購入場所 | Yahoo!オークション |
値段 | 3,080円? |
サイズ | 約4cm |
フィロデンドロン・フロリダ・ビューティー・バリエガータさんはすごく厳重な梱包で届きました。
ホッカイロ付き。出品者さんの愛情が嬉しい。
そして組織培養株なので瓶で届きます。
この瓶の中は無菌状態で、底にあるゼリー状のものが組織培養の栄養がある培地あるらしい。これを取り除いて植え付けるらしい。
組織培養株を順化させる(通常の環境に適応させる)作業は別記事で詳しくご紹介しますので、とりあえず順化作業を少し進めたものがこんな状態。
用土 | ベラボンS |
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肥料など | ハイポネックス液体肥料、メネデール |
モスポール | なし |
植木鉢 | プレステラ75 |
その他 | シートヒーターの上、観葉植物育成ライトあり、鉢密閉あり |
まだ朝晩寒い(とはいえウチは最低でも17℃前後)のでダイソーの蓋付きプラカップに入れたフィロデンドロン・フロリダ・ビューティー・バリエガータ君はヒートマットに置いておきます。
いまいろいろ育てすぎで、ヒートマット上の争奪戦が激しい。。。
フィロデンドロン・フロリダ・ビューティー・バリエガータ君がうまく育ってくれますように!!!!
早く暖かくなって欲しいし、もう少ししたら観葉植物を育成するための秘密兵器を入手予定なので楽しみです。
【約半月】4/13 新葉も開き、葉が大きくなってきたフィロデンドロン・フロリダ・ビューティー・バリエガータ
フィロデンドロン・フロリダ・ビューティー・バリエガータさんの新葉も開き、葉が大きくなってきました。
組織培養から目覚めたフィロデンドロン・フロリダ・ビューティー・バリエガータさんは、綺麗な斑が残りながら成長してくれています。ちょっと茎周りがごちゃごちゃしていますが、成長するに伴い整理されてきそうです。
いまは最近Getした室内温室で80%前後の湿度の環境で過ごしています。
このごちゃごちゃのフィロデンドロン・フロリダ・ビューティー・バリエガータさんがどういう成長をするのか楽しみです。
【約1ヶ月】4/20 フィロデンドロン・フロリダ・ビューティーの植え替えと支柱を立てました
赤子から育てているフィロデンドロン・フロリダ・ビューティー君の植え替えと支柱を立てました。小さい瓶でそだっていたので樹形がちょっと乱れちゃっているのと、用土を整えて肥料をあげたかったので。
根っこはこんな感じで、かなり増えていました。
植え替え後のフィロデンドロン・フロリダ・ビューティー君はこんな感じ。
用土 | ベラボンS → ベラボンS 50% + プロトリーフ 室内向け観葉・多肉の土 50% |
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肥料など | マグァンプK 中粒、ハイポネックス液体肥料、オルトランDX、ハイポネックス活力剤、メネデール |
モスポール | 支柱 (セリア) |
植木鉢 | プレステラ90 |
その他 | 室内温室、シートヒーターの上、観葉植物育成ライトあり |
この針金のような支柱を探していたのですがセリアにありました。6本くらいで100円かな。
用土はこれからベラボンS+プロトリーフ培養土にしようかと思っています。用土変更は水はけをよくして保肥力をあげることが目的です。
下のほうの葉っぱも少しとって、茎がまっすぐになるように支柱を立てました。見た目がだいぶすっきりしたかな。
フィロデンドロン・フロリダ・ビューティー君も順調に育ってくれているので、あのフィロデンドロン・フロリダ・ビューティーの独特な葉っぱがでてくるのが楽しみです!
【約1ヶ月半】5/8 フィロデンドロン・フロリダ・ビューティーにモスポールをたてました
フィロデンドロン・フロリダ・ビューティーは順調に成長していて、気根が生えてきていたので気根が枯れてしまう前モスポールにたてました。
モスポールにたてた様子をYouTubeで公開しました。
こんなに小さい状態でモスポールに立てるのはどうかとも思ったのですが、まずはやってみちゃいました。
その後も順調っぽいので、フィロデンドロン・フロリダビューティー君をモスポールに立てて良かったかもです♪
【2ヶ月】6/5 フィロデンドロン・フロリダ・ビューティーのモスポールを解体
モスポールの水苔が緑になっちゃっていたりしたので、フィロデンドロン・フロリダ・ビューティーのモスポールを外しました。とくに必要なかった気もしたので。。。
モスポール解体の様子はYouTubeで公開しました。
組織培養株の小さい葉っぱの対処に悩みますね。。うまく成長して欲しい。
【4ヶ月】7/25 フィロデンドロン・フロリダ・ビューティーを水苔から用土植えに変更
水苔植えだったフィロデンドロン・フロリダ・ビューティーが成長してきたので用土植えに変更しました。
植替えの様子はYouTubeで公開しました。
植え替え後の環境はこちら。
用土 | ベラボン/赤玉土/鹿沼土/ひゅうが土/パーライト/くん炭/ケイ酸塩白土 |
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肥料など | メネデール/リキダス/ハイポネックス原液/住友液肥1号/マグァンプK |
モスポール | まだなし |
植木鉢 | プレステラ90 |
置き場所 | 室内温室(湿度60〜90% / 温度25~30度 ※9月時点) / |
その他 |
フィロデンドロンは成長が早いイメージでしたが、この組織培養株のフィロデンドロン・フロリダ・ビューティーの成長は子株だったからかゆっくりしている気がします。
斑は綺麗にでてきているものの、葉の特徴は4ヶ月経ってもでてきていません。室内温室、植物育成パネルライト直下あたりという一等地にいるのに。。。
まぁ順調に成長はしているので、ゆっくりの成長を見守っていきます♪
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