【2024年版】ビカクシダ・イエロームーン(P. willinckii ‘Yellow Moon’) 前葉体からの育て方

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イエロームーンの前葉体と胞子体

初心者のビカクシダの育成チャレンジ、イエロームーン(P. willinckii ‘Yellow Moon’)編です!

胞子培養をしながら、その先のステップの予行練習としてビカクシダの前葉体&胞子体の状態からの育成にチャレンジしてみました。

そんなイエロームーンの前葉体&胞子体の育成状況を記録していきたいと思います!

そのほかビカクシダ胞子培養の始め方をまとめていますので、ぜひチェックしてみてもらえると嬉しいです!

ビカクシダ イエロームーン(P. willinckii ‘Yellow Moon’) の育成状況をリアルタイム更新中

成功も失敗も含めて、どなたかのビカクシダ イエロームーン(P. willinckii ‘Yellow Moon’)の育成の参考になれば幸いです。

目次(クリックで移動できます)

ビカクシダ・イエロームーン(P. willinckii ‘Yellow Moon’)基本情報

ビカクシダ・イエロームーン基本情報

植物名ビカクシダ・ウィリンキー イエロームーン (Platycerium willinckii ‘Yellow Moon’)
学名Platycerium willinckii cv.Yellow Moon
科目/属性ウラボシ科 / ビカクシダ属
原産地交配種
(原種:ウィリンキーの場合)インドネシア、オーストラリア、熱帯アジアなど熱帯アジア
日当たり(原種:ウィリンキーの場合)半日陰
温度(原種:ウィリンキーの場合)最低10℃以上
水やり(原種:ウィリンキーの場合)乾湿のメリハリをつける、葉水をまめに
その他Moon series(ムーンシリーズ)のうちの1種
王冠のような貯水葉
繊細さを感じるの美しい胞子葉

ビカクシダ イエロームーン(P. willinckii ‘Yellow Moon’)の前葉体&胞子体を購入

2024年4月上旬 イエロームーンの前葉体&胞子体を購入しました!

イエロームーンの前葉体と胞子体
イエロームーンの前葉体と胞子体
購入日2024年4月上旬
購入場所メルカリ
値段1700円くらい
胞子の状態胞子体多め

別のプラカップに新しくジフィーセブンを敷き、胞子体を移して軽くスペーシング。残りの前葉体も育成管理していきます!先輩方の動画などを参考に、胞子体の方には肥料マグァンプの粒を置いてみました。

前葉体にはヒタヒタに水やりをして、受精を促すように満遍なく水を行き渡らせる→水を切り、1日程度は少し蓋を開けて余分な水分を飛ばしてから蓋を閉めて通常管理。というのを1週間に1回程度で試してみました。通常の水やりは1日1回・霧吹きで行いました。

胞子体にマグァンプを添えました
胞子体にマグァンプを添えました

育成環境

推奨環境実際の育成環境
光(照度/照射時間)2000〜7000ルクス/10〜12時間2000〜5000ルクス/12時間
温度最低15℃、25〜26℃程度4月の平均気温:17.1℃→部屋で常温管理
水やり1日1回 霧吹きで。葉についた水滴は拭き取る。

【1ヶ月後】ビカクシダ イエロームーン 胞子体&前葉体の様子

1ヶ月が経ちました!軽くスペーシングした胞子体も大きく成長し、残っていた前葉体からも新たな胞子体が出ました!

イエロームーン胞子体の1ヶ月後
イエロームーン胞子体の1ヶ月後
育成状況大きい胞子体は最初にスペーシングしたもの。小さい胞子体は新たに生えたものを追加。
毎日1回、霧吹きで水やり。
トラブル葉焼け?のようなものが。
霧吹きで水やりをした後にティッシュで葉の水滴を拭き取ることで解決。
その他土バージョンと水苔バージョンに分けてみました。

1つのプラカップでは足りなくなったので、分けるついでに土バージョンと水苔バージョンを用意しました。成長速度や大きさに差はありませんでした。ただ、葉焼け?のような症状は水苔バージョンの方が少ない気が・・・。水苔の方が霧吹き後の水滴拭き取りがやりやすく、上手くできてたから??

そして、最初にスペーシングをした胞子体が順調に大きくなり、少し窮屈になってきたので、もう少ししっかりスペーシングをすることにしました。大きいタッパーに水苔で管理していきます。

胞子体を水苔で包んで植える
胞子体を水苔で包んで植える
胞子体のスペーシング完了
胞子体のスペーシング完了

タッパー容器がピンクなのは、透明が売り切れていたからです・・・。特に意味はありません。

それぞれ週1くらいで液体肥料と活力剤をスプレーでまいていこうと思います。通常使用希釈よりも2倍薄めて使用します。

残った前葉体は引き続き管理していきます。小さすぎる胞子体はこのまま様子を見ます。

残ったイエロームーンの前葉体
残ったイエロームーンの前葉体

育成環境

推奨環境実際の育成環境
光(照度/照射時間)2000〜7000ルクス/10〜12時間5000〜6000ルクス/12時間
温度最低15℃、25〜26℃程度5月の平均気温:18.8℃→部屋で常温管理
水やり1日1回 霧吹きで。葉についた水滴は拭き取る。
肥料など1週に1回ずつ、液肥(ハイポネックス)と活力剤(HB-101)を霧吹きで
胞子体(スペーシング後)、残った前葉体ともに同じ

【4ヶ月後】ビカクシダ イエロームーン 胞子体&前葉体の様子

更新をサボってしまい申し訳ありません・・・あれから3ヶ月。我が家に来て4ヶ月目。

スペーシングしていた子たち(第一弾)は、順調に育ち、個々の育苗ポットへお引越し。中でも大きかった子は板付をしてみました。

育苗ポットの子株は、お譲り会にていくつか新しいお家にいきました!

基本、外で育てています。100均のシューズケースの中で、日中は少し蓋をずらし蒸し蒸しにならないように換気しつつ湿度も残し、半日陰で。夜は蓋を閉めています。

育成状況外管理(半日陰)、ケース内で。
水やりは、朝夕に霧吹き+水苔がうっすら乾燥してきたらたっぷり
トラブル直射日光に当たってしまうと葉焼けが・・・
その他液肥、活力剤は週2回程度

そして、前回残った前葉体から新たにでた胞子体もスペーシングをしました!

残った前葉体は全て役目を終え枯れてしまったので、この胞子体がラストです。寂しい・・・

今回使用した水切り付きの容器がめちゃくちゃ便利!しかも綺麗なクリアケース!(色がついてたり、半透明が多い中珍しい)ダイソーで「キッチン透明冷蔵庫容器(メッシュトレー付)」300円で売っています!

育成状況外管理(半日陰)、日中は蒸れ蒸れ防止のため蓋を1cmほど開け、夜は完全に閉じています。
水やりは、朝夕に霧吹き+水苔がうっすら乾燥してきたらたっぷり
トラブル直射日光に当たってしまうと葉焼けが・・・
その他液肥、活力剤は週2回程度
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